長期金利の低下、円安、株高のいいとこ取りがいつまで続くのか。
黒田日銀のメッセージは2つ。長期金利を上げない。金融機関は、リスク性資産の購入や個人向け企業向け貸主に振り向けろ。
一方で伊藤洋一が指摘するように、黒田日銀のメッセージは強力だったが、政府に対する政府の政策に対する提言は見られなかった。これが日銀の追加緩和に対して、安倍政権がどのような対応をするか、が注目される。黒田日銀のファーストステップは力強かったが、政府の後押しがなく、独り相撲になるリスクをまだ残している。
では投資方針をどうするべきなのか?それは中央銀行には逆らうな!クロダには逆らえぬ!でまずは対応すべきであろう。
月曜日はセンチメントな動きをしやすいので下げる可能性があるが、一方黒戸日銀にも積極的にetfの購入を入れてくる可能性は否めず、間髪入れずにロングのポジションを取り続けるべきであろう。
こうした展開から考えるとしばらくは円安方向へトレンドが動いていくと考えられ、為替の恩恵を受けやすい自動車セクター等をかうべきか。
円安の影響受けて松田が急激な株価上昇を記録したのは記憶に新しい。
さらに最近心をとらえた言葉としては、ストボの武者小路さんのコメントで、アベノミクスの目標は構造改革であり、成長しない既得権益層に資源を回すのではなく、成長性のある有望な分野に資源をどんどん投下して日本全体の経済成長を促すというものだ。
確かにデフレではなくインフレになって、お金をドンドンドンドンまわすことになると、人々が次々に新しいところを開拓してお金を探さないといけないので、デフレに比べるとより有効な分野が成長することが望まれる可能性高くなると考える。そう考えるとやはり実物経済ではなくてネット関連の成長株こそが新たに評価されていくのじゃないかと思う。特に宅配関連のビジネスは相当有望だと思うアマゾンは米国企業だが、楽天やKakaku.comなどは相当実際のスーパー等を駆逐してくんだろうと考える。ネットで医薬品を販売することができるように
なるし、安部政権は割合ネット選挙などにも好意的なことを考えるとネット関連企業、特に楽天などを全力買いが、いいのかもしれない。
まずは不動産株資産株にお金ができるように見えるが、その後そうした成長企業にお金が回らないならなければ阿部ノミクスは成功しないんじゃないかと思う。
歴史は繰り返すが、銀行の売りが入りやすい時期らしい。
